戦記の友vol.1(v1.01)
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B5 無線綴じ 表紙クリアPP / 80ページ (本文76ページ) この商品はpixivFACTORYの同人誌印刷サービス( https://factory.pixiv.net/books )で印刷・製本されます。
内容(目次)
おしながき 0.前口上 1.とりあえずお勧めする欧州戦記資料(1)総記と編成 資料本・資料サイトの紹介記事です。 2.とりあえずお勧めする欧州戦記資料(2) 1920年代の政治と軍事 資料本・資料サイトの紹介記事です。軍事ばかりでもない1920年代欧州情勢の複雑怪奇なところを。 3.シュッツェンの源流をたずねて~シャルンホルストさん,1930年代の射撃命令について質問です シュッツェンフォイアというのは戦間期には「中隊撃ち方始め」のような命令語になっいたのですが、この言葉は最初どういうニュアンスを持っていたのか。フリードリヒ大王のころには3列横隊単位で行うのが標準であったのはなぜか。それはいわゆる散兵戦術にどう変わっていったのか。そんなことを掘っていきます。 4.このWikipediaのうんと向こうの方の片隅で(1) ミハイル・ホジン みんながバカにするWikipediaですが,各国語版Wikipediaを渡り歩くとそこにしかない……というか本をあさってまで知りたいとも思わない情報がたくさん隠れています。そうした誰得な項目をご紹介する誰得な記事です。 5.よりぬきマイソフさん(1) イギリス陸軍の補給事情 この項は,マイソフがオンラインで無料公開してきたコンテンツを加筆修正して,関連する有償無償のコンテンツについて解説を加えたものです。「クリミア戦争期イギリス軍の補給事情」をもとに原資料から再構成して「イギリス陸軍の補給事情」としてお送りします。 6.ゲルマンファイト(1) バグラチオン作戦 アメリカがドイツ軍の軍集団以下の司令部から分捕った地図資料を使って,戦況解説をします。総統会議で使う地図と違って,敵の予想進路などが荒々しく書き込まれています。今回は「ソヴィエト軍バグラチオンで乱暴(1944年6月~8月)」です 。 <穴埋めコラム>自動車化歩兵とオートバイ兵 ※6でクイズを出題しており、解答編との間に1ページ挟まっています。記事7や8の前振りです。 7. 装甲偵察部隊の実際 7.1 前置き:騎兵の心 7.2 捜索と捜索隊の原則 7.3 Sd.Kfz.250 7.4 大戦中期以降 8. 装甲擲弾兵の実際 記事7と8は、装甲偵察大隊の任務と戦いの原則、そしてSd.Kfz.251系列SPWに乗った装甲擲弾兵の任務と戦いの原則を、当時のマニュアル等、そして関連部隊にいた士官や兵の回想から解説するものです。 9. 1943年以降の歩兵師団標準編成~「1944年型歩兵師団」から国民擲弾兵師団へ~ 大戦後半の歩兵師団編制表は、だんだん現実から遊離して、あるべき理想像、再建で目指すべき方向性を示すものになっていきました。当然その変化は、当時取り組まれていた改善と、身もふたもない現実の両方を反映しています。マイクロフィルムに残る当時の標準編成表を使って、そうしたことを語っていきます。 10. 今日の編成表(1) 1936年10月,第16歩兵師団 アメリカ軍が押収した雑多な書類の中には、戦間期の現況を示したものもあります。再軍備が始まって間もない1936年10月の(もちろん大戦期には第1波優良師団のひとつだった)第16歩兵師団の様子をのぞいてみます。 本文76頁